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生存の朝 - これまでの経過/病歴など【闘病記】

劇症肝炎闘病記

緊迫の7日(4/18)劇症肝炎闘病記

愛犬ピーチーの突然の劇症肝炎。慌ただしく過ぎた1日が過ぎました。

ピーチーをDVMs(動物医療センター横浜)のER(救命救急)に残して飼い主は帰宅。その日の夜は、心配で仕方がなかったのですが、早めに寝る事にしました。翌日から始まるであろう、より深刻な状況を考えると、体を休めておくことが最善の策と思ったからです。

そして、一夜が開けました。

8月17日 早朝|治療方針を決める前に

お早うございます。
久しぶりに熟睡しました。

起きたらすぐにお風呂の電気を点けて(注1)、それからピーチーのトイレを確認……
――と、いつもやっていたルーチンワークを、ついついやってしまいました。

昨夜は、DVMsから電話がかかってきませんでした。ということは、ピーチーは生存しており、無事に夜を越したという事になります。

ということはつまり――、あと2時間弱で病院の開院時間。ピーチーに会えます。

これまでの経緯

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このところ、目前で次々と起きる新しい出来事に対処するので精いっぱいで、落ち着いて全体を俯瞰することができませんでしたが、これから医師と治療方針を相談するにあたり、自分なりの考えを整理しておく必要があります。

4月9日にピーチーが初めて ”癲癇(てんかん)の大発作” を発症して以降、ピーチーの身には次々と、色々なことが起きました。具体的には主に下記のようなことです。

作者注
ここで経過と病歴を整理していたことが、後にピーチーに奇跡をもたらすことになります。つくづく情報といのは大事なものです。

大きな病歴は癲癇(てんかん)-それだけでも次の経緯

初めてのてんかん発作 

・ここでは何も治療せず。
・ピーチーはすぐに回復後、いつも通り元気一杯

2度目のてんかん発作

・1回目から1か月後に起きた重積発作。
・この時は、一時的な記憶障害だ出るほどひどかった。

3度目のてんかん発作

・抗てんかん薬の投薬を開始しているにも関わらず、1か月後にまた重積発作
・このときも、一時的な記憶障害

4度目のてんかん発作

・薬の種類を追加しているにも関わらず、約2週間で発作
・明らかに悪化している。

5度目のてんかん発作

・新薬イーケプラの頓服で安定したかに見えたが、薬が切れた2日後に発作

6度目のてんかん発作

・5度目と同じで、イーケプラの頓服が切れた2日後に発作
・もうイーケプラしか効いていないのではないかと思うほど。
 (他にはコンセーブ[ゾニサミド]、臭化カリウム)

癲癇(てんかん)以外で起きた病気、異常

(以下は、7月に入って目立ち始めたこと)
・四肢の麻痺が急速に進行。特に後足のナックリング
 →ヘルニア(馬尾症候群)との診断
・左の後足の筋肉が急速に減退
・現在は歩行困難
・そして、今回の劇症肝炎

現段階で分かっていること

癲癇(てんかん)については、病気の原因をつきとめるために、MRIを始めとした精密検査をしており、その原因が当初一番に恐れていた ”脳腫瘍”(注2)ではないことは分かっています。”細菌性の脳炎” でもありません。つい数日前までは、血液の状態も異常なし。

何も目立った病変が無いにも関わらず、このように次々と色々なことが起きるのは、たまたまの偶然なのか? それとももっと大きな原因があるのか?

今はまだ素人考えですが、自己免疫不全が根っこにあるように思えてなりません。何しろ、ピーチーは1年とちょっと前までは、僕が乗っている自転車を、犬ぞりのように引っ張って散歩していた子なのです。何も理由なく弱っていくとは思えないです。

(この時、自己免疫不全による、MRIには写らない 脳の炎症 の可能性は、脳神経科の専門医 から提示されていますした)

今後のことは、全て今日の医師との面談結果次第です。
僕としては、どんな結果でも良いから、ピーチーに長生きしてほしいと願うだけ……
また、今日の結果はご報告します。


(注1)
ピーチーは体調が悪いと、人目を避けるようにして、暗いお風呂場に行ってじっとしていました。その頃は、毎朝お風呂場の灯りを点けて、ピーチーの様子を確認するのが日課になっていました。

(注2)
ピーチーのてんかんの発作は、専門医の診立てとしては当初、諸々の状況(四肢の麻痺、視野の狭窄、眼球の光への反応、記憶障害など)から、脳腫瘍に起因することがほぼ確実と思われていました。そのため、病気の進行を確認するためにMRIを撮ったのですが、全く脳には病変が見つかりませんでした。

 

――第3章|闘病記を読もう(13/28)・つづく――

この記事について

作者:高栖匡躬
 ▶プロフィール

表紙:今回の表紙は、ピーチーです。

――次話――

「難しい状況になってきました」
それが担当医師の第一声。
予断を許さぬ状態ということです。
選択肢は外科手術と内科療法。
どちらにもリスクがあり、間違いは死を意味します。
判断材料が無い――、どうするか?
決断のリミットは夜と告げられました。

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――前話――

夜、集中治療室のピーチーに面会に行きました。
「もう会えないかもしれない」
それが最後になるかもしれないという思いで――
高濃度酸素のブースで、肝機能保護の点滴を受るピーチー。
しかしそれは、現状維持の対処で治療ではありません。
いつもの目の力が無い――
早急に治療方針を決めなければ――

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劇症肝炎闘病記の初話です
第3章の初話です 
この連載の初話です
この連載の目次です 

 

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